豪華客船はオトナへの階段

はじめてのSHOW BOYは、

あまりにも儚くて、まぶしかった。

 


まず初めに、私はいま情緒がちょっとあれです。心が少し疲れている人の戯言だと思って、いつも優しいのは感じていますが二割り増し優しい目でみてください。

 


(後半につれていつもの調子に戻ってます)

 


私はもともと自担にしか興味が湧かないタイプの、いわゆるガチ恋おたくでした。ガチ恋は今もきっと変わってなくて。でも越岡さんの顔は好きだし、まつのダンディーさにはめろっているし、福ちゃんがいないとふぉ〜ゆ〜は成り立ちません。

 


でも今日の私は、多分ガチ恋がオーバーヒートしてしまったかなと感じています。

 


役者辰巳雄大がこんなにも懸命に役を生きているのに、その役に入り込めない自分が、演技だと考えられない自分が、正直くやしいです。好きなのにな〜やっぱり手が届かないんだな〜って急に痛感して、泣きそうになりました。

 


いつもなら物語を観ているように、その役柄を愛し見守ることが私なりの向き合いかたです。それが初めてできなかったのが、多分悲しかったのかなって。

いや逆にいえば、よくガチ恋のくせに今まで暴発しなかったなって話なんですけどね。

 


もちろんガチ恋がわるいって話ではなくて、私自身はこの考え方大好きなんです。多分普通のアイドルとして応援していたら、お話も書いていないと思うので。

それほど熱烈に愛せる相手がいるというのは、実は幸運なのかもしれませんね。

 


でも、見習いくん、可愛かった。

裏方と手繋いだときのはぁぁ…!ってなってる顔とか本当に愛おしくて、純粋に応援したくなった。マジックも成功失敗あわせて抱きしめたくなったし、きっとこの子はみんなに愛されてずっとここでがんばってきたんだなって思うと、それはそれで泣きそうになる。

探せディーバのところキュートだったな。見習いくんの服とコーラス部隊の雰囲気がばっちりすぎて、可愛くてわらった。

普段は裏方とあんまり関わりがないみたいだから、どんな風に恋に落ちたのかめっちゃ気になる。まさかここでネバシナの予行練習ができるとは…雄大くんなら真剣に向き合ってくれるって改めて確信できた。脚本面でのお話になるけれど、同性を好きだからって全員が異性とあんな風に接してるなんてことはないよのねってことだけ言っておきたい。

七夕のお願い、目閉じてむにゃむにゃなんか唱えてたけど裏方との恋をお願いしてたのかな、可愛いなぁ。

 


マフィアが私の思うダンディー松崎そのもので、さすがに恋した。登場した瞬間スタイルよすぎだろーーー!って私の中の越岡さんが高音でツッコんだし、中国語なに言ってるか分からないくせにモニター見ずにずっとマフィアのこと見てた。好き。ダンディーすぎ。

勘違いされて、かつら取ってパパだよ〜ってしてるの愛おしすぎた。指名手配犯のとき降りるまで仲間だって言葉を聞いて、感動してるマフィアちゃん…ピュアな男なんだよ…

 


そしてクズ岡という新しい境地。

クズが似合いすぎるんだわ!(全力で褒めている) こしったときと同じ感覚、この人は私が付いてないとだめなんだみたいな気持ちにさせられる。越岡さんに対してたまに現れるDV彼女の人格がそう嘆いています。

結局役の中でも距離感あたおかだし、無理すぎて見れない部分もあったけど、やっぱり越岡裕貴の顔はいい。すごく好きだ。てか思ったけど辰越が人たらしなの忘れてたわ、距離感ずっと前からおかしいの知ってたじゃん、初めて目の当たりにしてびっくりしただけか。

裸にサスペンダーがえっちすぎてガン見した() あと羽のフリフリの衣装めっちゃよかった、バーレスクの綺麗なお姉さんじゃん。越岡さんって、おじさんって言うとお兄さんな?って返してきそうだから、おじさんって名乗りまくってたの新鮮だった。

 


作品自体でいうと、曲がすごく素敵だった。支配人ソロの曲好きだったな。あと見習いくんの衣装、最後の方のカラフルなキラキラがいっぱい付いてる衣装めちゃくちゃ可愛かった😭いつか見習いくんがステージに立つために用意してた、とかだったら泣いちゃう。

キャスト紹介のプロジェクションマッピングも素敵だった。ああいう演出初めて見た。

 


思い出してみると、少しずつ心が大丈夫になってきた。てか、ちゃんと見習いくんのこと、役として見れてるじゃん。よかったよかった。

今回いちばん感じたのは、やっぱり雄大くんの笑ってる顔が大好きだってこと。前回の泣き顔ばっかり頭に残っちゃってて、いつものマジ楽しい!!って顔見たら、辰巳雄大しかいないんだよなあって思わされる。あと踊り方がほんっとうに好き。やっぱこれなんだよ〜ってなる、上手く言えないけど見てて気持ちいい。

結局大好きなんだもん。

 


がんばれてないな、前に進めてないな、って思っているときに、がんばる人が輝いている舞台を観るというのはもしかするとハードなことだったのかもしれない。

でも、いつも虚無感を埋めてくれるのは間違いなく雄大くんで、幸せなのも雄大くんと同じ景色を見ているからで。

難しいこと考えず頭からっぽにして、雄大くんしゅき〜!!!っていつも盲目かましてる自分が、改めて心底愛おしいと思った。健気で可愛いじゃん私。なにやっても雄大くんしか勝たん!一番可愛いねえ〜〜って言えちゃうおたくでいたいな。

 


ただ、この舞台を雄大くんが大切に思う理由は分かった。エンターテイナーとして、最高に楽しくて価値のある作品だと思う。

 

今回は情緒的にあれだったし、雄大くんがここまで女性と絡んでるのも初見だったし、色んな要素が重なってしまいましたが。

思い返せば素敵な作品でした。あれがふぉ〜ゆ〜のオリジナルっていいね。


また、もし上演してくれるなら、今度は少しだけ大人になった私で逢いに行く。